言葉にふれる1|内側にあるもの

立ち止まるときに、出会う言葉

日々の中で、これからの方向を考えたり、方向が見えずに、立ち止まってしまった時、心に残る言葉に出会うことがあります。

 

 

そのときの自分の状態によって、同じ言葉でも、受け取り方が変わるのも不思議なものです。

 

言葉はコミュニケーションとして使われるだけでなく、苦しい時、悲しい時、孤独な時、心を救ってくれる、「見えないものを見つけてくれる」「感じられないものを感じさせてくれる」アートであると思うのです。

 

 

ヘルマン・ヘッセの言葉

ヘルマン・ヘッセ は、こんな言葉を残しています。

 

 

あなたの中にあるものが、あなたを救う」

 

 

外ではなく、内側にあるもの

何かを求めている時、私達は、外に答えを求めてしまうことがあります。

 

より良い方法や、正しい形、誰かの成功例に目を向けることもあるかもしれません。

 

このヘルマンヘッセの言葉は、「本当に大切なものは、すでに自分の中にある」ことを静かに教えてくれているように感じます。

 

 

これまで大切にしてきたことや、積み重ねてきた経験。

ふとしたときに感じる感覚や心地よさ。

そうしたひとつひとつが、
これからの方向を照らしてくれるのかもしれません。

 

内側にあるものを、少しずつ言葉にする

自分の中にあるものに目を向けることは、静かな時間です。

 

すぐに言葉にならなくても、少しずつ形になっていくことで、自分の軸が見えてきます。

その想いを言葉として整えていくことは、外に何かを求めるのではなく、自分の中にあるものを大切にすることでもあります。

 

内側にあるものに気づき、それを言葉にしていくこと。

 

それこそが、これからの歩みを支えてくれる,「ひとつの力」になるのだと考えています。

 

 

次回コラム予告|クリニックにおけるコンセプトの役割

内面にある考えや姿勢は、整理されてはじめて外に伝わる形になります。

特にクリニックのように、それぞれの違いが見えにくい分野においては、その整理が重要になります。

 

次回からは、クリニックにおけるコンセプトの考え方を、順を追って見ていきます。