立ち止まるときに、出会う言葉
日々の中で、これからの方向を考えたり、方向が見えずに、立ち止まってしまった時、心に残る言葉に出会うことがあります。
そのときの自分の状態によって、同じ言葉でも、受け取り方が変わるのも不思議なものです。
言葉はコミュニケーションとして使われるだけでなく、苦しい時、悲しい時、孤独な時、心を救ってくれる、「見えないものを見つけてくれる」「感じられないものを感じさせてくれる」アートであると思うのです。
ヘルマン・ヘッセの言葉
ヘルマン・ヘッセ は、こんな言葉を残しています。
「あなたの中にあるものが、あなたを救う」
外ではなく、内側にあるもの
何かを求めている時、私達は、外に答えを求めてしまうことがあります。
より良い方法や、正しい形、誰かの成功例に目を向けることもあるかもしれません。
このヘルマンヘッセの言葉は、「本当に大切なものは、すでに自分の中にある」ことを静かに教えてくれているように感じます。
これまで大切にしてきたことや、積み重ねてきた経験。
ふとしたときに感じる感覚や心地よさ。
そうしたひとつひとつが、
これからの方向を照らしてくれるのかもしれません。
内側にあるものを、少しずつ言葉にする
自分の中にあるものに目を向けることは、静かな時間です。
すぐに言葉にならなくても、少しずつ形になっていくことで、自分の軸が見えてきます。
その想いを言葉として整えていくことは、外に何かを求めるのではなく、自分の中にあるものを大切にすることでもあります。
内側にあるものに気づき、それを言葉にしていくこと。
それこそが、これからの歩みを支えてくれる,「ひとつの力」になるのだと考えています。
次回コラム予告|クリニックにおけるコンセプトの役割
内面にある考えや姿勢は、整理されてはじめて外に伝わる形になります。
特にクリニックのように、それぞれの違いが見えにくい分野においては、その整理が重要になります。
次回からは、クリニックにおけるコンセプトの考え方を、順を追って見ていきます。


